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すいかの選び方&冷やし方

甘いスイカを選ぶためのコツ

夏の風物詩とも言えるスイカは、モノによって質の差が大きいこともあって、とても甘いものもあれば、水分ばかりで甘さがあまり感じられないものもあります。
そこで、外見だけでも甘いかどうかをチェックできるコツを知って、より夏の味を楽しめるようにしましょう。

甘いスイカを選ぶコツの一つは、黒い縞模様の境界がはっきりとしていて、ぼやけていないものです。
そして、表面がでこぼこしているというのも甘いスイカの見分け方の一つです。
なんとなく、表面がスベスベしている方がおいしそうに見えますが、スイカの甘さという観点ではでこぼこしている方が良いのです。

また、蔓の付け根にも注目してみましょう。
蔓の付け根が多少へこんでいて、そのへこみから蔓が出ているのがより甘いスイカとなります。
スイカの表面だけでなく、最後にここを見るのも忘れないようにしましょう。

バケツに水を張ってスイカを冷やす

スイカはやはり冷やして食べるのが一番ですが、実が大きいので冷蔵庫に入りきらないということも良くあります。
そこで、バケツに水を張ってそこにスイカを入れて冷やすという方法を試してみることができます。
タオルをかけてそこに水を入れていくと、スイカ全部が水につからないとしても冷えていきます。

この方法のメリットは、単に大きなスイカでも冷やせるということだけではありません。
水で冷やすと、だいたい10度くらいまで冷えてきますが、実はこの温度がスイカにとっては最適な温度なのです。
10度くらいで一番甘みが強く感じられるようになり、逆に冷蔵庫だと冷えすぎてしまって甘さが弱くなってしまうことになります。

多少時間はかかりますが、簡単な方法ですし、よりスイカを美味しく食べられる方法ですので、ぜひとも試してみたいものです。
やはりスイカは丸のまま冷やして切った方が、食感や味が良いので冷蔵庫に入りきらないときには、この方法で冷やしてみましょう。

スイカで一番甘い部分は中心部

スイカはいろいろな果物の中でも大きな実の果物ですので、場所によって甘さに偏りがあります。
中心部に行くほど甘さが増し、皮に近い方は甘さが薄れていきます。
そのため、スイカを切るときには、中心部から放射線状に切っていくのが、均等に甘みが強い部分を楽しめるためのコツとなります。

端の方ばかりだと、水分があり食感も良いのですが、甘さは薄れてしまいますので満足度が下がってしまいます。
上手にスイカをカットして、みんなが十分に楽しめるようにしたいものです。
甘いスイカの選び方、甘さが引き立つ最適温度に注意するとともに、カットの仕方にも注意を払っておいしくスイカを食べるようにしましょう。