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カリグラフィーを上達させるポイント3つ

カリグラフィー用のペンの使い方に慣れることから始めてみる

メッセージカードなどにちょっとした言葉を入れる時など、カリグラフィーが描けたらかなり雰囲気が変わってくるものです。
いろいろなシーンで使えるものですし、きれいに描けるととてもうれしいものです。
とはいえ、書道と一緒でセンスもありますし、ちょっとした練習をするだけでは、そううまく描けないという人がほとんどです。

そこで、カリグラフィーを上達させるポイントを押さえて効率よく練習するようにしましょう。
その一つ目は、カリグラフィー用のペンに慣れるということです。
カリグラフィーマーカーは、一般のボールペンなどとは書き味がかなり異なりますし、線の太さを表現するにはコツがいります。

そのため、特に何か文字を描くということを意識しなくても良いので、いろいろな線や図形を描いてみて、どのようにしたらきれいな線が引けるのかを習得するようにしましょう。
慣れていくうちに、自然とペンを動かせるようになります。

実際に描いている様子を真似する

カリグラフィーは、出来上がった作品を真似しようとしても、なかなか同じようにはできません。
しかし、実際に描いている様子を収めた動画を見ながら、そのカリグラフィーマーカーの使い方や、指や手首の動かし方を真似していくと、だんだん上達していくようになります。
文字の形を真似するというよりも、筆使いや手の動かし方を真似するようにすることがコツです。

微妙な動かし方で、かなりカリグラフィーの雰囲気が変わっていきますので、細かなところまで真似することで上達が早まります。
もし、描くのがとても速いというのであれば、動画をスロー再生してじっくりと動きをチェックすることができます。

いろいろな作品を見て学ぶこともとても大事

カリグラフィーは一種のアートとも言えるものですので、単に指先が器用だというだけでは良いものができません。
感性も非常に出来上がりに物を言うことになりますので、よくできている作品をたくさん見て、そこから学ぶようにしましょう。
一つ一つの文字のバランスや、線の太さの加減、書体の作り方などを細かくチェックしてその分を真似できるようにします。

同じ書体でも、人によって癖というものがありますので、それぞれに持ち味があります。
異なるスタイルのカリグラフィーを見て、自分好みのスタイルを探すことも肝心です。
こんなカリグラフィーを描きたいというのを見つけることができたら、ひたすらそのスタイルを真似して、自分のものとできるように努力しましょう。

趣味にもなりますし、実用的な技術でもありますので、こうして払う努力は無駄にはなりません。
カリグラフィーでカードをたくさん作って、プレゼントしてあげることもできます。