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コーヒーのカスで冷蔵庫の脱臭剤に

コーヒーは消臭効果が高いので冷蔵庫の脱臭にもってこい

冷蔵庫は放っておくと独特の匂いが発生してしまいます。
この匂いは意外と頑固で定期的にしっかりと掃除をしてもなかなか取れないものです。
そのため、いろいろな消臭剤が市販されていますが、何もお金を出して既製品の消臭剤を使わなくても、家庭の中で不要になったものを活用して消臭することができるのです。
それが、コーヒーのカスです。

淹れた後のコーヒーのガラは、他の使い道がないように見えるので、捨ててしまうことがほとんどでしょう。
しかし、実はコーヒーは匂いを吸着する力がとても強いので、消臭剤として使うのにもってこいなのです。
いろいろな場所に消臭剤として利用できますが、中でも冷蔵庫には相性が良いので、高い効果をもたらしてくれます。

再び乾燥させてから冷蔵庫に入れて使う

コーヒーメーカーにしてもフィルターにしても、コーヒーを淹れた後に、乾燥させてから冷蔵庫に入れることができます。
湿ったままだと、逆に蒸れたような匂いが出てきてしまいますし、カビが発生してしまうこともありますので、乾燥させることがポイントと言えます。
放っておいてもなかなかコーヒーは乾燥しないことが多いので、大きめの皿に広げて電子レンジにかけるとすぐに乾燥できます。

コーヒーのほのかな香りが出ますし、嫌な匂いをしっかりと吸着してくれますので、市販の消臭剤よりも効果があると感じられることもあります。
ただ、冷蔵庫の大きさや性能によっては、すぐに効果が薄れてしまうこともありますので、こまめに交換することが肝心です。
また、普通の皿などに入れておくと、物を出し入れするときにコーヒーの粉がこぼれてしまうこともありますので、深めの小鉢などに入れておくのがベストでしょう。

冷蔵庫の消臭をする際の注意点

このようにコーヒーを冷蔵庫の消臭剤として利用することができますが、すぐに匂いの移りやすいもの、たとえばパン粉やその他の粉類のそばに置いておくと、コーヒーの香りが移ってしまうことがあります。
また、ずっとそのままにしておくと、水分を吸収して中からカビが生えてきたり腐ってきたりすることもありますので、定期的に交換することを忘れないようにしましょう。
さらに、野菜の保湿をするために水分を霧状に与える機能が付いている冷蔵庫の場合は、その水分を吸ってしまって逆に嫌な匂いを発生してしまうケースもありますので、避けた方が無難でしょう。

市販の消臭剤を使ってみるか、やはり消臭効果のある重曹をコーヒーの代わりに小鉢に入れて使うのも良い方法です。
冷蔵庫の嫌な匂いは、こうした方法を採ればしっかりと失くせるものですので試してみましょう。