パン粉は簡単に家で作れる
フライをする時に必要なのがパン粉ですが、買い忘れてしまったり、思ったよりパン粉を使ってしまって、パン粉が足りなくなるということがあります。
そのような時は、簡単にパン粉を自分でも作れますので、慌てて買いに走ることなく、あるもので作ってしまいましょう。
パン粉はその名の通り、パンを粉にしたものですので、パンさえあれば作ることができます。
基本的にはどんなパンでも作ることができますので、余っているパンを活用しましょう。
水分があるとパン粉が作りづらかったり、揚げた時の感じが変わってきますので乾燥しているものがベストです。
冷凍しているパンであれば水分がありませんのでパン粉向きです。
冷凍してあるものも乾燥しているものもなければ、ラップなどをせずに電子レンジで少し加熱するとすぐに水分が飛んでパン粉を作るのにベストな状態になります。
フードプロセッサーにかけると一瞬でできる
乾燥したパンを粉状にするには、フードプロセッサーを使うのがとても便利です。
容器に入る分まで小さくちぎって、スイッチを入れれば一瞬でパン粉ができあがります。
むしろ、時間をかけると粉がかなり細かくなってしまいますので、動作を止めながら適度な大きさになるようにチェックすることが大事です。
もし、フードプロセッサーがない場合や、ちょっとだけパン粉があればいいので、わざわざ機械を出すのは面倒だというのであれば、おろし金を使うことができます。
大根をおろすような感じでパンをおろしていけば、ちょうどよい大きさのパン粉ができてきます。
さっと簡単にパン粉ができますので、ちょっと足りないときに重宝する方法です。
いろいろなタイプのパン粉を試してみるのも面白い
このように、簡単に自宅でもパン粉を作ることができますので、作り方を覚えておくといざという時に助かります。
しかし、自家製パン粉のメリットは、なにも既製品のパン粉が足りなくなってしまった時だけに限りません。
いろいろなタイプのパン粉を作ってみて、自分好みのものを作り出すことができるというメリットがあるのです。
たとえば、フードプロセッサーにかける時間を調整して、好みの大きさのパン粉を作れます。
粉の大きさが大きいとザクッとした食感が強くなりますし、細かい粉上だとなめらかな食感になります。
また、通常は乾燥させたパンを使いますが、あえて生の柔らかいパンを使うことで、ソフトな揚がり具合になります。
さらに、全粒粉のパンを使ったり、胚芽入りパンやナッツ入りパンなどを使ってみても良いですし、パンに加えてコーンフレークなどを足してみるのも面白い仕上がりになります。
いろいろなパン粉を試してみると、その味の違いを楽しめるでしょう。