頑固な油汚れを落とすのに効果的な小麦粉
傷んでしまったり、かなりの期間経ってしまった小麦粉は食用としては使えませんが、他にもいろいろな使い方ができますので、捨てることなく使い切ることができます。
その一つの方法が掃除に使うというものです。
小麦粉は油や水分を吸い込みやすいという特性を持っていますので、頑固な油汚れにとても効果があります。
使い方はとても簡単で、油汚れがひどいところに小麦粉を振りかけてしばらく置いておきます。
その後、お湯に浸けて絞った布巾で強めに拭いていくだけです。
ただの布巾で拭くだけではなかなか落ちないような、頑固にこびりついてしまっている汚れも、これなら比較的楽に落とすことができます。
広い範囲にわたって汚れが着いてしまっていても、小麦粉を振りかけるだけで済みますので、経済的にも無駄なく掃除ができるというメリットもあります。
子供の遊び道具に使うこともできる
古くなってしまって使えない小麦粉の用途は、なにも掃除用に限ることはありません。
子供の遊び道具にも使えますので、食用に適さなくなったとしても無駄に捨てる必要はありません。
小麦粉に少量の油を加えたのち、水を少しずつ入れて練っていけば、粘土のようになっていきます。
何回形を変えても使い続けられますので、子供がずっと遊ぶのにとても良い道具となります。
着色料を入れて、カラフルな粘土にすることもできますので、いろいろな遊び方ができます。
小麦粉で粘土を作るときにはいくつかの注意点がありますので覚えておきましょう。
いくら食用の小麦粉で作ったとしても、すでに古くなっているものですので、子供が口の中に入れてしまわないように気を付ける必要がありますす。
さらに、時間が経つと湿気によってカビてきたり腐ってきたりしますので、定期的に交換することがとても重要です。
無駄にならないようにしっかりと保存する
このように、料理以外にもいろいろなシーンで使うことができる小麦粉ですが、当然のことながら食用として使い切るのがベストです。
そのためにも、きちんとした保管をするように心がけましょう。
小麦粉は一度袋を開けてしまうと、ダニやカビの餌食になってしまう可能性がとても高い傾向にあります。
冷蔵庫に保管していたとしても、カビなどの被害に遭ってしまうことが多いので、十分な注意が必要です。
できるだけ早く使い切ることと共に、確実に密封できる形で袋を閉じて保管することがポイントとなります。
ダニやカビは一見すると見えないことが多いので、こうした安全な保管方法を守ることで、質の保たれた小麦粉を使い続けることができるようになります。
家庭には欠かせない食材の一つですので、こうた点に気を付けて大事に使うようにしましょう。