ツナ缶で火を灯すことができる!?
何らかの災害が起こった時に、非常用のアイテムとして欠かせないのが食料とライトです。
その二つの用途を同時に果たしてくれる優れた代物が、なんとツナ缶なのです。
当然食料として役立つのは分かりますが、どうしてライト代わりになるのかという疑問が出てきます。
ツナ缶は油分がたくさん含まれていますので、その油を使ってローソクとして使うことができるのです。
もちろん、弱い火ではありますが、十分な光の強さがありますので、災害の際のアイテムとしてしっかりと使えます。
ツナ缶と芯となるもの、穴を開ける道具があれば簡単に作れますので、いざという時の備えとして作り方を覚えておくと良いでしょう。
とても簡単なツナ缶ローソクの作り方
ツナ缶ローソクの作り方はとても簡単ですので、一度試しにやってみればすぐに覚えられるはずです。
まず、ツナ缶の上の蓋の中心部に芯が入るだけの穴を開けます。
缶切りの角などで穴を開けることができますので、缶詰と一緒に缶切りを用意しておくようにしましょう。
そして、そこに芯を差し込みます。
芯となるのはタコ糸を始めとして、綿などを撚って紐状にしたもの、コーヒーフィルターをまるめたものなどでも大丈夫です。
芯を差し込んで少しの時間置いてツナ缶の油分が、その芯に染み込んでいくようにします。
多少の時間が経ったらもう使えるようになりますので、あとは火をつければローソク代わりになります。
参考記事→ツナ缶ローソクの作り方http://econews.jp/idea/life/20151030.html
すぐにローソクの代用品ができますので、とても便利ですしすぐに火を灯せるのがメリットです。
ツナ缶の種類にもよりますが、2時間くらいは火が灯っていますので、十分明かりとして利用できます。
もちろんツナ缶は食べられる
このように、簡単にツナ缶をローソク代わりに使うことができますが、火を灯した後のツナ缶も食料として用いることができます。
火を入れた分、燻製されたような香りがついて、違った味わいになっていますので、さらにおいしく食べられるのがうれしいところです。
ツナ缶ローソクを作る際の注意点としては、ツナのオイル漬けでないとローソク代わりにはならないということです。
ツナ缶の中には水煮もありますが、これだと油分がほとんどないので、残念ながら火を灯すことはできません。
非常用に備蓄したいと思うのであれば、オイル漬けのものを用意しておきましょう。
このように、ちょっとした工夫をすることで、非常用のアイテムとして役立つものはたくさんあります。
ツナ缶は特に食料として利用しやすいものですし、なおかつライト代わりにもなりますので、ぜひとも緊急用備蓄のアイテムの中に加えておきたいものです。
こうした知恵を活かして、万が一の場合のための備えをしっかりと今からしておくようにしましょう。